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前向け思考力。

平々凡々の女子高生と平々凡々の中坊の息子の平々凡々の母の不定期日記です。

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扇の的。

家庭教師なんて仕事をしていますが、
オールマイティではなく、
とくに社会(歴史)と国語は、
家族に協力を願う事が多々あります。

先日、定期テストの見直しをしていたところ、
古文の定番、平家物語のなかの扇の的、
さらにてっぱん問題の、伊勢三郎義盛が与一に言った、
「御定め」とは、誰が誰に対してのお定めだったか、
という問題。
何年か前に同じ問題を、また25年前にも、
自分がこんな問題に当たったことが記憶にあります。
それでも、はっきりしない回答を教えるわけにはいかず、
自宅に持ち帰って、旦那さんと、
これまた最近すごく頼りになる高校生のお姉ちゃんに聞いてみました。

正解は源氏の大将義経が全源氏民に下した命令。

旦那さんと女子高生による解釈は以下のとおり。

源氏は平家を追い詰めたものの、
陸軍派の源氏は、水軍派の平家が沖に逃げるのを、
手をこまねいてみていたところ、
平家方のおてんばな一人の女性が、
(この女性は平家の中でも気が強くて有名だったとか。)
「や~い、ここまで届くもんなら討ってみ~、
 べーろべーろべー。」
とばかりに扇の的を棒の先につけて掲げたところ、
意外にいとも簡単に矢の名士与一が射落としてしまった。
あっけにとられて両者とも見ていたが、
その絵画的美しさに感動した平家の重鎮が、
「今のよかったわ~」
と感動して踊り出てきたところを、
源氏方の義盛が与一に、
「大将の命令や。今がチャンスやで。」
とささやいたところ、はっと我に返った与一が、
ひょうふっとこれまたいとも簡単にその平家の重鎮を射止めてしまった。
よくやったという者もいたが、
それはあかんやろと言った者もいた。

てなかんじです。
とてもわかりやすく砕けた解釈で、とても助かりました。
もちろん生徒にはもう少し修正して説明しました。
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