腐ﾁｬﾝの学祭。

月末、高校生女子の腐ちゃんの学園祭がありました。
今まで学校行事にいまひとつ乗り気のなかった旦那さんが
めずらしく、見に行くっといいはじめ、
じゃあ、あたしは仕事だから・・・と言っていると、
なんでいってやらないっと非難ごうごう。
腐ちゃんまでゴウゴウいいはじめたので、
言ってみる事にしました。
到着したときにはオープニングが始まっており、
ミスター・ミスキャンパスやベストカップルや、
なんやかんや・・・。
女子のキャーキャーいう声、
私も25年前にはこんなんだったかなあ・・・。
当時の自分が思い出せない今の自分にひどーくがっかり。

高校の連れは何故か美人が多かった。
ある日の帰り道で、えらく親しげに話しかけてくる男子がいて、
ええええ、なんやろろろろお。どきどきしていると、
後日、そのころ一番仲良くしていた友達に彼は告白した。
私はまいあがっていて、何を話したのか覚えていなかったが、
情報収集、そして用意周到な根回しだったようでした。

ある年の祭の日、その頃一番仲良くしていた友達に、
「あやには、ほんまにしあわせになって欲しいねん。」
といわれて、夜祭に一緒に行ったものの、
しらんうちに彼氏とトンズラされました。

そういう意味では全く充実していなかったから、
あんまり覚えてないのかも・・・高校の学祭を。

どの出し物も、思考をこらしており、
これが10代の私なら、スッゲー！！！と写メしまくっていたことと・・・。
いっしょに行動しているのが旦那さんでは･･･。

最後に茶道部のお茶をいただき、
舅達が植林したという(ほんとかどうか・・・）裏山の木を見て、
バザーのうどんを食べたいとも思えず、
腐ちゃんの美術部の展示室の黒板にラクガキを残し、
腐ちゃんの世界を後にしました。
来年は腐ちゃんが来て欲しいっと言ったら行くことにしよう。
今思ってみると、あのしょぼい映画を母が見に来た事を考えると、
内輪うけでも、自分達が精一杯、と思える世界を堪能したほうが幸せなのかも。

夫婦で平日に外出する事も滅多にないことなので、
ちょっと奮発して、イタメシをランチに頂きました。
なんだか急に老けた気がしました。
腐ちゃん、精いっぱい楽しめ。
腐ちゃんの高校生活やし。
こっちはこっちで勝手にやるから。