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前向け思考力。

平々凡々の女子高生と平々凡々の中坊の息子の平々凡々の母の不定期日記です。

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革靴うさぎ。

”楽隊のうさぎ”の中を読む。
主人公の克久くんが、
コンテスト・デビューする日に、
舞台用の革靴を会場に忘れて、
普段の上履きで挑む場面があります。

吹奏楽部員の親を体験したものとして、
残念だ!と思ったことの一つがそれでした。
飛騨地区の中学生は舞台履きは上履き(ズック)。
どんなに奏でても、ズック。
うちの中学は白のスニーカーに赤い紐。
夏休みに入っても毎日練習なので、
洗う暇などなく、夏の大会。
飛騨地区のうちはいいのだけれど、
勝ち上がっていくと都会の学校は革靴。

吹奏楽部の親の懇親会のとき、
”去年のソロ・コンの東海大会のときに、
俺の革靴はいてでろって言ったのに、
ゼッタイ嫌やっていいやがって!!!”
当時部長のOくんのお父さんも市民オーケストラのホルン奏者。
中学生男子にとっては、
みんなと違う事をするほうがよっぽど気になった様子。
”じゃ、この夏の大会で勝ち進んで、
東海大会が決まったら、
みんなで革靴買ってやろう”
”おい、会計、ちょっとは補助出せるやろ。”
”舞台用にするなら、備品にしてもいいんじゃない?”
”ゼッタイ他の学校もまねするって。”
”打楽器の子にスラックスも欲しいな~”
”革靴はいて松本に行くぞー!”
んな~んてもりあがったものでした。
アルトサックスを首にかけて、
ソプラノサックスを持って、
革靴を履いた、まだ私よりも背が低かった娘の姿は、
想像だけで終わりました。

ちょっとしたハプニングで、
舞台裏に足を踏み入れる羽目になったこともありました。
Cバスや打楽器は、重くて大きくて、
運搬が大変なので、
親さんもお手伝いします。
”あ!!!そこはも触っちゃダメ!!”
高価でデリケートな楽器たちを、
子供達に叱られながらおっかなびっくり運びます。
市内の移動でも運送屋の大型のトラックを頼みます。
吹奏の楽器は搬入忘れは無いけれど、
打楽器は曲のたびに小道具が違い、
荷物のチェックはピリピリしています。
そのちょっとしたハプニングで入ってしまった舞台裏も、
ピリピリでした。
いい経験させてもらいました。

ああああ、なつかしいな。

あ、もうすぐ12時半だ。
 

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